第1問
解説

香りで記憶がよみがえる現象は「プルースト効果」という名前がついていて、科学的な理由がわかっています。五感のうち嗅覚以外は理性的な思考を司る「大脳新皮質」とつながっていますが、香りを感じる嗅覚だけが感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」につながっていて、記憶をつかさどる海馬という脳の部位もこの「大脳辺縁系」にあるからだそうです。ちなみに「プルースト効果」は、フランスの作家マルセル・プルースト「失われた時を求めて」の中で、マドレーヌの香りをかいだ主人公が、幼少時の記憶を思い出す、という描写があることからつけられました。

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第1問

理科 〇×問題

今日(5月19日)は、「香育の日」だそうです。さて「すれ違った人から昔の恋人の香水が香って、記憶がよみがえった」「町でカレーのにおいを嗅いで、実家を思い出した」なんていう経験はありませんか。さてこの「香りで記憶がよみがえる」現象、科学的に裏付けがされている。〇か×か。

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第1問
解説

香りで記憶がよみがえる現象は「プルースト効果」という名前がついていて、科学的な理由がわかっています。五感のうち嗅覚以外は理性的な思考を司る「大脳新皮質」とつながっていますが、香りを感じる嗅覚だけが感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」につながっていて、記憶をつかさどる海馬という脳の部位もこの「大脳辺縁系」にあるからだそうです。ちなみに「プルースト効果」は、フランスの作家マルセル・プルースト「失われた時を求めて」の中で、マドレーヌの香りをかいだ主人公が、幼少時の記憶を思い出す、という描写があることからつけられました。

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