法律で決まっている「納本制度」ですが、通常は小売価格の5割+送料が「代償金」として交付されます。なお2016(平成28)年、この制度を悪用して「単なるギリシャ文字の羅列」である1冊6万円の内容不明の本「亞書」42冊分136万円を詐取するという珍事件が発生しました。内容で納本の可否を決めるのは検閲に値するため、行えない、という制度の隙を逆手に取ったものでした。
雑学 3択問題
国立国会図書館には「納本制度」があり、発行者には出版した書籍を国会図書館に納める「納本」の義務があります。では納本する際、その費用はどうなる?
法律で決まっている「納本制度」ですが、通常は小売価格の5割+送料が「代償金」として交付されます。なお2016(平成28)年、この制度を悪用して「単なるギリシャ文字の羅列」である1冊6万円の内容不明の本「亞書」42冊分136万円を詐取するという珍事件が発生しました。内容で納本の可否を決めるのは検閲に値するため、行えない、という制度の隙を逆手に取ったものでした。