中岡慎太郎は土佐・北川村の庄屋に生まれ、現在高知県が全国トップクラス生産量を誇る柚子の栽培を最初に奨励した人とされています。海がない山間の村では塩が入手しにくく、柚子を塩がわりに防腐や調味料として使うことが出来ないかと中岡は考えました。柚子はもともと村に自生していて、日陰でも育ちます。それをさらに庭や畑の端っこ、山裾などに植えさせたと言います。「桃栗3年、柿8年、梅は酸い酸い(スイスイ)15年、柚子の大馬鹿18年」と言われ、なかなか実をつけるまでに至らないため、慎太郎の死後はしばらく廃れていたようですが、現在では高知県の柚子国内生産量は1位で国内シェアの40%~50%を占めています。
ご当地 4択問題
近江屋事件の際に、坂本龍馬と共に殉難した中岡慎太郎。歴史の表舞台では坂本龍馬のものとされている数々の功績も、実は中岡の尽力あってこそと謳われる、幕末の英傑です。さて、そんな中岡が奨励したことで、高知県の特産物となったものがありますが、それは次のうち、どれでしょう?
中岡慎太郎は土佐・北川村の庄屋に生まれ、現在高知県が全国トップクラス生産量を誇る柚子の栽培を最初に奨励した人とされています。海がない山間の村では塩が入手しにくく、柚子を塩がわりに防腐や調味料として使うことが出来ないかと中岡は考えました。柚子はもともと村に自生していて、日陰でも育ちます。それをさらに庭や畑の端っこ、山裾などに植えさせたと言います。「桃栗3年、柿8年、梅は酸い酸い(スイスイ)15年、柚子の大馬鹿18年」と言われ、なかなか実をつけるまでに至らないため、慎太郎の死後はしばらく廃れていたようですが、現在では高知県の柚子国内生産量は1位で国内シェアの40%~50%を占めています。